12月28(水)@新宿、秋葉原


 もう15年ぐらい前だと思う。『元祖!浦安鉄筋家族』の単行本の後書を読んで非常に萎えたことがあった。どういう後書だったかと言うと、作者の浜岡賢次先生自身が、その単行本に収録されている話を自分で評価するというもの。「この話は上手くいった」、「この話は失敗だった」みたいなことを1話ごとに書いてある。少なくともオレが読んだ『元祖!』の単行本には全部そのタイプの後書が載っていた。

 オレが面白いと思った話を先生自身が「失敗だった」とダメ出ししてあることがかなり多いのはショックだった。今までオレが感じていた『浦安』の面白さは先生が狙って作り出したものではなく、偶然の産物、結果オーライだったということが露呈してしまったわけだ。先生自身が「上手くいった」と書いた話をオレがつまらないと思うことも多かった。

 今まで面白いと思ってたものは偶然の産物で、自信作がつまらない。それ以降、「浜岡賢次って実は大したことないんじゃないの?」という気持が芽生え、浜岡賢次作品(というかたぶん全部浦安)を読む時には読む前から「大したことないオーラ」を感じてしまって、全く楽しめなくなった。

 浜岡賢次先生がどういうつもりでああいう後書を書いてたのかはわからない。自分への戒め、反省のつもりで書いていて悪気はなかったのかもしれない。とりあえず、作者の言動が作品の面白さに影響してしまうことがあるということだけはよくわかった。

 そんなこんなで、昨日ツイッターで末次由紀先生のパクリ疑惑を見て、今後自分が『ちはやふる』を観る目が変わってしまうんじゃないかと心配になってきた件について。幸いにして(?)オレはアニメが好きなだけで原作漫画は全く読んだことがないので、原作を切り離して考えればアニメは楽しめるような気もしないでもないけどね。

 しかしこれに関連して色々調べてたら、過去にスラムダンクをパクったとか諸々の黒歴史が出るわ出るわ。てゆーか、当時このスラムダンクパクリは有名だったからオレも見た記憶がある。それが『ちはやふる』の作者だったことが一番ショッキングで短歌をパクったとかどうとかの話は割とどうでもいい。

 いや、どうでもいいと言うか、「いいね」した後で漫画で同じ表現があったからといってそれをパクリだと断じるのは早計じゃないかと思う。「青春」の中に「月日」があるなんて誰でも思い付きそうだし、講談社側の言い分どおり末次由紀先生の学生時代の体験談だというのが本当だとすると、「あの時あの人が言ってたのと同じ表現」を見つけてほっこりと「いいね」しただけかもしれないし。いずれにしても短歌を丸ごとパクったんじゃないから、本当にパクったかどうかはともかくパクりだと証明するのは不可能じゃないかな。
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