1月18(日)@秋葉原、津田沼
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忘れもしない2002年5月のことである。一番スコアに入れ込んでいた時期だ。生活のすべてをスコアにつぎ込んでいた。全1を獲れれば他に何もいらないと思っていた。
その日も張り付いてスコアタをしていた。「あともう少し」というところでミスをした。次のプレイでまた「もう少し」というプレイをして同じミス。「畜生!!」思うより先に手が動いていた。右手の握り拳で思いっきりコンパネを叩いた。フロア中に響き渡るほど大きな音がした。
立ち上がり振り返ると、後ろに居た店員さんと目が合った。何とも言えない表情をしていた。「かわいそうな生き物」を見るような目をしていた。そしてすぐに無言で目を背けられた。
罵声を浴びせられるより痛烈だった。「やっちまった・・・。」反省と後悔が全身を駆けめぐった。
それが最も「あっち側」に落ちそうな時の出来事だ。その後も10年以上にわたって「あっち側」と「こっち側」の間の塀の上をふらふらと歩き続ける日々が続き、今、「あっち側」が消滅して静かに塀の上から降りた・・・。

忘れもしない2002年5月のことである。一番スコアに入れ込んでいた時期だ。生活のすべてをスコアにつぎ込んでいた。全1を獲れれば他に何もいらないと思っていた。
その日も張り付いてスコアタをしていた。「あともう少し」というところでミスをした。次のプレイでまた「もう少し」というプレイをして同じミス。「畜生!!」思うより先に手が動いていた。右手の握り拳で思いっきりコンパネを叩いた。フロア中に響き渡るほど大きな音がした。
立ち上がり振り返ると、後ろに居た店員さんと目が合った。何とも言えない表情をしていた。「かわいそうな生き物」を見るような目をしていた。そしてすぐに無言で目を背けられた。
罵声を浴びせられるより痛烈だった。「やっちまった・・・。」反省と後悔が全身を駆けめぐった。
それが最も「あっち側」に落ちそうな時の出来事だ。その後も10年以上にわたって「あっち側」と「こっち側」の間の塀の上をふらふらと歩き続ける日々が続き、今、「あっち側」が消滅して静かに塀の上から降りた・・・。

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